大東 由紀恵さん
ウッドバーニング作家 cafe smile工房 経営
- > 息子の作品を見て物作りへの考え方が変わりました
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昔から物作りには興味がありましたが、自分は不器用で飽き性なので、どれも上手くいきませんでした。
息子たちが特別支援学校に通っていたとき、木工、糸、土に関する作品を作っていました。
彼らの作品はとても素直なもので、それを見たときに『上手く作ろうとしなくても、楽しめることをしよう』と思ったのです。
息子たちの絵や作品は、とても心を和ませてくれました。
それをきっかけに、自分の好きな『木』を使った作品作りを始めました。
そしてご縁があり木材に絵を焼き付けるウッドバーニングと出会ったのです。
- > パートナー作家の夢でもあったイベントへの参加
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ウッドバーニング作りやワークショップをしている中で、ご縁があり、現在、一緒に「smile工房」の活動をしてくれているパートナーに出会いました。
彼女は素晴らしい作品を作り上げる編み物作家です。
「マルシェドママン」に出たかったという彼女の夢に賛同し出てみると、いろんな人との縁が繋がり、自分にはない感性や作品に出会うことができるので、いつも感謝しています。
- > みんなが楽しめる工房をオープン
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そうやって作家さんたちとの交流を深めていくうちに工房を作るお話が持ち上がりました。
『cafe smile工房』では1Fをcafe、2Fをワークショップのできるレンタルスペースとしています。
レンタルスペースでは、イベントなどで知り合った作家さん達が、楽しいワークショップをしてくれています。
私はお手伝いする人として、楽しめることを企画して伝え、先生と生徒さんの縁を繋ぐようにしています。
みんなの笑顔は私の宝物です。
- > 飲食店での経験を活かして
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結婚前は、カフェや飲食店で働いていたことから、工房1階のカフェでは「体も心も喜ぶ料理」にこだわったお料理やスイーツを作っています。
開店当初はバタバタしていましたが、できるだけ皆さんに落ち着いた空間と優しい味を楽しんでいただけるように、これからも頑張っていきたいと思っています。
また、カフェでは作家さんたちの作品や「大阪もん」の非加熱はちみつを使ったお菓子などを販売しています。
やりたいことがたくさんあるのですが、少しずつやってみながら、『cafe smile工房』がみんなの笑顔が集まる場になればと思います。
- > 笑顔の輪が広がってほしい
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たくさんの人にいろんなことを知ってもらい、楽しんでもらうことが私の夢でもあります。
笑顔の輪が、いつか大輪の花になることを目標に歩み続けます。
『すべては縁とタイミング』です。
今、何かしようと思っている方には勇気を出して踏み出してもらいたいと思います。
大東 由紀恵さんウッドバーニング作家 cafe smile工房 経営
大阪市港区にcafe smile工房をオープン
経営者・ハンドメイド作家・料理人という多彩な顔を持つ三児のママ